この記事では神戸にあるリワーク施設について、施設を選ぶ基準や選ぶ際の注意事項、おススメの施設紹介などをしていきます。
施設に通う前が一番不安だと思います。
この記事を読んで、その不安を少しでも軽減してもらえればと思いますので、是非最後までご覧ください。
神戸でおすすめの
リワーク施設
全国
復職支援専門のリワーク施設で全国展開中。RIZAP監修(ウェルネスプログラム)という体力回復プログラムなど復職支援に強い。
関西エリア
精神専門の職業訓練・専門スキル取得特化のリワーク施設、交通費の全額支給制度があり。大阪・兵庫等、関西圏の就職に強い
関東エリア
独自の脳科学リワークプログラム「ブレインフィットネス」。神奈川・埼玉を中心に関東圏中心。ユニークなプログラム多数。
リワーク施設を選ぶ際のポイント
リワーク施設にはいくつか種類がございます。
そして、ぞれぞれのリワーク施設には違いがあり、特徴もございます。
まずはリワーク施設がどんなものなのか詳しく知ることでご自身にとって最適のリワーク施設を選ぶことが大切です。
神戸にあるリワーク施設を選ぶ際に押さえておきたいポイントなどをいくつかご紹介していきます。
リワークに合った種類の施設か?
リワークには4種類の施設がございます。
まずはご自身の対象となる施設を探すことが必要です。
リワークの種類から自分に合った施設を選ぶ
1つ目 医療リワーク【医療機関での実施】
医療機関にて復職するためのプログラムを行います。
復帰後にまたすぐに再休職をしない様、働き続けることを目標とした病状の回復と安定を目指した治療になります。
医師による治療を受けて復職したい方に向けたリワークプログラムになります。
2つ目 職リハリワーク【地域障害者職業センター】。
独立行政法人や求職支援機構により各県に必ず1カ所以上設置されております。
医療や福祉などと連携して就職へのリハビリテーションを行いますので、
医療リワークと大きく違うのは医学的治療ではない所です。
ジョブコーチによる専門的な支援の提供を求める方は職リハリワークのご利用になります。
3つ目 職場リワーク【企業内でのリワーク】
職場リワークは企業によって復職のサポートをすることを言います。
職場リワークでは復職以外にも就職をするためのプログラムが各施設で用意されており、
施設ごとに独自のプログラムがあるので、利用する方も比較的多いです。
一般就労を目指している方は職場リワークの利用をお勧めします。
4つ目 就労移行支援でのリワーク
就労移行支援事業所でのリワークは主に支援員による復職・就職するためのスキルを学んで、
体調面・精神面の改善とともにリワークを目指すのが目的です。
上記の様に、4種類とも目的は復職または就職です。
大きな違いは就職のサポートをどんな人にしてもらえるかになります。
間違った施設を選ばない様注意しましょう。
リワーク施設のプログラムから選ぶ
リワークプログラムは、復職に向けての訓練の事を言います。
例えば医療プログラムであれば医師による診断の元、心の病気を知ることや。リラクゼーションなどを学びます。
そのほかのリワーク施設は主にグループワークや仕事をする上で必要な集中力や作業手順を学んでいきます。
もちろん最初は基礎的な所から入り、徐々にスキルをアップさせていきます。
各施設がどんなプログラムがあるのかは施設のホームページに記載されていますので、是非見ておいてください。
口コミ・評判の確認
各施設ごとの口コミや評判はネットに記載されています。(※記載されていない場合もあります)
良いところ、悪いところそれぞれ記載されていることが多いので見ておきましょう。
これから口コミや評判にどんなことが掛かれているのか一部例としてご紹介していきます。
施設名 | 口コミ・評判 | 所在地 |
---|---|---|
スタッフさんがとても親切で些細なことでも話を聞いてくれました。 |
神戸市中央区 | |
スタッフの方は良い人ばかりです。院長の声が少し小さかったのが残念 |
神戸市中央区 | |
障害を理解してくれて良い職場も紹介してくれました。 |
神戸市中央区 |
上記でご紹介したように、基本的にスタッフな方が良かったという口コミが多くありました。
しかし、医師と合わなかったり、支援員と合わなかったりということもありますので、
そのあたりの口コミ評判で悪い評判になっていくのでしょう。
様々な施設のホームページや口コミ・評判などを参考にして、選ぶようにしましょう。
通いやすいか?
実際に通うことを想定して、判断しましょう。
とても気に入った施設があっても遠すぎたり、駅から施設までの距離が長かったりすれば、最初の方は通えるかもしれませんが、だんだん遠いのが嫌になっていく気が起きなかったりします。
神戸にある施設は三宮などに数多く施設がありますので駅から割と近めに施設を構えていますが、できるだけ自宅から通いやすいところを選ぶのも大事です。
神戸にあるリワーク施設を紹介
ここからは神戸・三宮周辺にあるリワーク施設を全部で10個ご紹介していきます。
訓練内容やプログラム内容など、施設によって様々ですので、是非ご自身に合ったリワーク施設選びにご活用ください!
WithYou神戸三宮
アクセス:〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通4丁目 2-9 アベニュー御幸ビル301
阪神神戸三宮駅 から 徒歩3分
JR三ノ宮駅 中央改札口から、徒歩5分
阪急神戸三宮駅 から 徒歩6分
神戸市営地下鉄西神山手線 三宮駅から徒歩6分
神戸市営地下鉄海岸線 三宮・花時計前駅から徒歩2分
大阪で人気の就労移行支援事業所が2023年4月に三宮で開校いたしました。
マンツーマンで復職プログラムを構成し、一人一人丁寧に支援を行います。
専門職作業療法プログラム・リハビリプログラムが充実しており、
神戸市で唯一交通費補助制度が設けられており、金銭面も安心して通うことができる事業所です。
リワークセンター神戸 Rodina
アクセス:〒650-0027 兵庫県神戸市中央区中町通2丁目3−2
JR「神戸駅」より徒歩3分
神戸高速線「高速神戸駅」より徒歩1分道案内をみる
地下鉄「ハーバーランド駅」より徒歩5分
リワークセンター神戸 Rodinaは休職中の方が復職できるよう、体調面の改善・メンタルケアから就職のサポートまでを行ってくれます。
実績もあり、センターは全国に構えております。
自立訓練施設になりますので、自立した生活を送るための能力向上を目指す訓練を行います。
ウェルビー三宮中央センター
アクセス 〒650-0021兵庫県神戸市中央区三宮町1-3-11 朝日生命神戸三宮ビル5階
JR「三ノ宮」駅 徒歩5分
阪急「神戸三宮」駅 徒歩4分
市営地下鉄西神・山手線「三宮」駅 徒歩6分
市営地下鉄海岸線「三宮・花時計前」駅 徒歩2分
阪神「神戸三宮」駅 徒歩7分
ウェルビーは独自のプログラム、ウェルビーチャレンジを作り病気を持った方への復職・就職をサポートしています。
主に生活改善や、身体的な面に重きを置いており数々の実績から、カリキュラムの種類もとても豊富なので人気の施設となります。
幸地クリニック
アクセス:〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目11-1 センタープラザ西館7階709号
・各線三宮駅・元町駅より徒歩5~7分
・神戸市バス 7系統「三宮2丁目バス停」より徒歩3分
幸地クリニックは心療内科・精神科のクリニックです。
マインドフルネスや心理教育などの健康な生活を取り戻すためのプログラムが用意されております。
経験豊富な精神保健福祉士や公認心理士を持った看護師が在中しているため安心して通うことができます。
メンタルサポート神戸
アクセス〒651-2141 神戸市西区天が岡27-6
ストレスなどが原因で休職をされた方に気分や体調の回復から復職までをサポートしています。
自宅療法にフォーカスしており、外に出て通うのがまだ難しい方には最初は自宅での療法から少しずつ回復していくのをサポートしてくれます。
サンヴィレッジ神戸元町センター
アクセス
【神戸元町センター】神戸市中央区栄町通4-1-10 新和ビル3F
・みなと元町駅から19m
・花隈駅から245m
・西元町駅から455m
【三ノ宮センター】神戸市中央区琴ノ緒町5-6-3 三共ビル6F
・兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目6-3 三共ビル6F
・JR神戸線(大阪~神戸) 三ノ宮駅から徒歩1分
・ポートライナー 三宮駅から徒歩3分
・阪神本線 神戸三宮駅から徒歩4分
一人一人に合った訓練プログラムを考えて復職・就職のサポートしています。
就労の準備としてビジネスマナー・パソコンの基本操作・グループワークなど復職できるプログラムや、復職後に活かせるスキルをこの施設で学ぶ頃ができます。
アンカー神戸三宮
アクセス 〒650-0033 兵庫県神戸市中央区江戸町85-1 ベイ・ウイング神戸ビル202号室
JR三ノ宮駅 徒歩11分
施設紹介
営利を目的としないNPO法人が運営しており、複数の医療関係と連携をとっております。
プログラムでは実際の精神科医の講師による障害の事やストレス対処法などを学ぶ事ができます。[/box02]
ジョブステーション神戸長田
アクセス 〒653ー0036 兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目5番1号 アスタくにづか1番館北棟 地下1
地下鉄西神・山手線、市営地下鉄海岸線「新長田駅」徒歩数4分
通所の初めに面談をして今後の目標、目標を達成するには何が必要か?など話をして一緒に個別プログラムを提供してくれます。
個別ブースでの訓練ができるので周りの目を気にすることなく、集中して訓練に取り組めます。
プログラムの種類も豊富で、医療機関・企業との連携もしっかりサポートしてくれるリワーク施設になります。
神戸こころのクリニック
アクセス 〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通4丁目1番38号 2F
・JR三ノ宮駅より徒歩9分
・阪急神戸三宮駅より徒歩9分
・阪神神戸三宮駅より徒歩7分
・神戸市営地下鉄海岸線 三宮・花時計前駅より徒歩4分
・ポートアイランド線 貿易センター駅より徒歩3分
こちらの施設は精神科・心療内科となっております。
うつ病や統合失調症などの精神疾患をお持ちの患者様へ復職に向けた的確なアドバイスをして、どんなことで困っているのか?
などを専門的な知識の観点からサポートしてくれます。
完全予約制になっているので受診の際は注意しましょう。
兵庫県障害者職業センター
アクセス 〒657-0833 神戸市灘区大内通5-2-2
・JR神戸線 摩耶駅 徒歩5分
JR神戸線 灘駅 徒歩12分
・阪急電鉄 王子公園駅 徒歩7分
・阪神電鉄 西灘駅 徒歩10分
兵庫県障害者職業センターでは、ハローワークや障害者就業・生活支援センターなどと密接に連携しており、
ジョブコーチによる復職・就労プログラムを行えます。
精療クリニック 小林
アクセス 〒650-0022 神戸市中央区元町通2丁目8-14 オルタンシアビル9階
・JR/阪神 :徒歩2分
・阪急 :三宮駅から徒歩8分、花隈駅から徒歩8分
・地下鉄海岸線 :旧居留地・大丸前駅から徒歩3分
こちらの施設は、精神療法・心理療法を中心とした医療機関です。
臨床心理士が5名も常駐しており、なんと帰国子女や日本滞在中の外国人でも対応できるよう英語による診療を実施しております。
リワークとは何か?利用する際の注意点は?
リワークとは「Retern to Work」の略であり、うつ病や適応障害などの精神疾患などの発症により休職中の方が復職(リワーク)を行うといった物です。
また、今回ご紹介しているようなリワーク施設とはこれらの理由で現在休職中の方に向けて各機関が実施する復職支援プログラム(リワークプログラム)の事であり
適切なリワーク支援を受ける事で、復職後の症状の再発防止のリスクの軽減や休職中の企業と休職者の橋渡しとなる福祉制度や精神医学的な根拠に基づいた支援を行う事を目的としています。
リワークはどんな人が利用できるか?
リワークと呼ばれる復職プログラムは主に、うつ病や適応障害などのメンタル不調や気分障害などから現在休職中である方が対象となります。
また、利用される方の推奨されるタイミングとして休職後、症状が安定化してきている方や一人では復職の目処が立たない方の利用が多いです。
昨今では、特に求職者に向けて就労移行支援事業所などのリワーク施設の利用を職場復帰の条件にリワーク施設の利用を義務付けている企業も急増傾向にあります。
また、リワークには大きく分けて4つのリワーク機関があり、それぞれのリワークプログラムを受ける事ができる場所の紹介と合わせて各機関や施設の対象者の目安を紹介して行きます。
医療機関リワーク | 精神科などで行われるリワークであるため、該当される精神疾患による休職者のみが対象 |
---|---|
職リハリワーク | 都道府県ごとに設けられたリワーク機関で、精神疾患による休職者のみが対象(公務員は対象外)※最大3ヶ月まで |
職場・企業内リワーク | 企業が独自に実施する、復職可能かの見極めやリハビリがメインのリワーク、一時的な精神疾患による休職者のみ対象 |
就労移行支援事業所 | 就労系障害者支援施設で、復職に限らず様々な支援が受けられるリワーク機関、精神疾患・難病・身体障害・その他障害による休職者・退職者など様々な障害が対象 |
このように、対象者はリワークを受ける機関によって様々です。
原則リワークと呼ばれるものは「現在休職中であり、復職のみを対象」とした言葉であり、中でもとりわけ精神疾患による休職者を指すことが多いです。
そのため、ご自身の状況に合った専門のリワークプログラムを選ぶことをおすすめしております。
※就労移行支援事業所においては、対象者と呼ばれる方は原則市区町村から受給者証の発行さえ受けられれば利用が可能となります。
また、これは障害者手帳が必ず必要と思われがちですが、医師の診断書があれば利用可能ですので比較的利用要件は他と違って簡単とも取れます。
※職リハリワークは事業主・休職者・主治医三者の合意が必要となっておりますので注意してください。
リワーク施設の種類
上記でご紹介した通りリワークプログラムを受けられる施設は、
- 医療機関リワーク
- 職リハリワーク
- 職場・企業内リワーク
- 就労移行支援事業所
これらの大きく分けて4種類の機関が御座います。
それぞれでリワークの内容や特徴も大きく変わってきますので、合わせてご確認くださいませ。
医療機関リワーク
精神科並びに心療内科が実施するリワークです。精神疾患の治療と合わせて復職に向けたリワークプログラムを行います。
保険利用から、自立支援医療を活用して費用を抑えた利用が可能です。
基本的にはメンタル面のケアを主に行われ復職後の再発リスクの減少を図ります。
職リハリワーク
「地域障害者職業センター」と呼ばれる各都道府県の市区町村に設けられた障害者職業センターでのリワークとなります。
原則無料で受ける事ができますが期間が最大3ヶ月までと限定されています。
内容は、現在休職中の企業の雇用主と主治医を含めた3者面談面談に合わせ復職を目的とした橋渡しが主な目的であり休職者本人とその職場への働きかけを行う事が職リハリワークの大きな特徴となります。
職場・企業内リワーク
職場・企業内リワークは、各企業が独自に行うリワークです。
復職が可否?安定就労が見込めるか?の判断を行い、通勤訓練・慣らし出勤などリハビリが支援内容で休職者本人とその企業側で実際の業務を通したリハビリでの職場復帰を目指すといった取り組みです。
就労移行支援事業所でのリワーク
就労移行支援事業のリワークは対象者も広く、休職・退職の状況に縛られず利用が可能となります。
後の項で詳しく解説して行きますが、復職に限定されずあらためて就職を行えることや
キャリアアップや資格取得を目指せる事に加えてそれぞれ、就労移行支援ごとの特徴に合わせた特徴的な就職に特化した支援を受けられる事が特徴的です。
また、あくまで障害者就労支援期間であるためメンタル面のケアも充実していますので安心してリワークを行う環境が御座います。
※利用期間や所得による利用者負担額が一部発生する場合が御座います。
就労移行支援でリワーク施設を利用するまでの流れ
リワークを利用するには主治医の許可が必要です。現在就業している方の場合は会社への確認は必要となってきます。
主治医と会社側の担当者、本人、リワークを行っている事業所などに相談してみてください。
実際にいくつかの施設へ見学してご自身に合った施設を決めていきます。
通所する施設が決定すれば、リワークに必要な書類を用意します。
医師の診断書が必要になってくるので、医師へ依頼するようにしましょう。
書類関係がそろい次第、本人、主治医、会社、リワーク施設の合意の元、復職計画を作成してきます。
復職計画を作成し、合意がとれましたら利用開始という流れになります。
リワーク施設での活動内容
リワーク施設での基本的な取り組み内容ですが、会社に出社しているような形で午前中から昼休みを挟んで午後へとプログラムに取り組んでいきます。
具体的なプログラム内容は以下のようなものになります。
オフィスワーク
オフィスワークは復職するときに想定される仕事の内容を行います。
模擬職場のように、実際に働くイメージを持って取り組むようにしましょう。
グループワーク
グループワークでは同じような症状を持った方たちと色んなテーマについて話し合いを行い、
周りの方の色んな意見を聞くことで、今まで発見できなかった情報などを共有するプログラムです。
ストレス対処
ストレスとはどんなことが原因なのか?また自分自身がどんなことにストレスを感じやすいのか?など
自己分析をしてストレスへの対処法を学ぶ事ができます。
ソーシャル・スキル・トレーニング
この訓練は対人技能訓練と言い、上司や同僚に設定した人に、コミュニケーションをとる練習をします。
対人関係は仕事をする上でとても重要なことです。
人とのコミュケーションは必須になってくるので苦手な方は是非練習しましょう。
厚生労働省より発表された職場復帰支援の手引きと言うマニュアルがございますので、リンクを張ります。
詳しいサポート内容や、どういった順序で職場復帰していくのかなどが記載されておりますので、是非心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引きをご覧ください。
リワーク施設の利用料金
それぞれの施設の利用料金はどのくらい必要なのでしょうか?
それぞれご紹介していきます。
医療リワーク | 一日あたり2,470円(自立支援医療により1ヶ月の支払い限度有) |
---|---|
職リハリワーク | 無料 |
職場リワーク) | 無料 |
就労移行支援 | 無料~37,200円 |
と上記の様に無料のものもあれば、費用が発生する場合のものもございます。
就労移行支援でのリワークに関しては1月の利用した日数×費用というわけではなく、上限額が定まられています。
無料の方もいれば、世帯の収入状況によって37.200円の方もいらっしゃいます。
費用の面に関しては重要なことなので、まずは確認しておきましょう。
リワーク期間の目安は何ヶ月?
就労移行支援などを通してのリワーク期間の目安は、最低3ヶ月から6ヶ月ほどであると一般的には言われています。
症状や特性その方の、課題や目標医師による指導によっては上記の限りではありませんが必ず医師や各関係機関の判断で行うようにしましょう。
また、リワークプログラムを受けた方と受けなかった方の就労継続率に非常にあるため必ず自己判断を行わず休職期間を利用してしっかりと、心と体の準備を行うようにしましょう。
リワークは意味がない!って声があるのはなぜ?
リワーク施設を利用して復職している方は多くいらっしゃいます。
その中でも必要ないや意味がないという声も多少ございます。
意味がないと言っている方の意見としては、
・一度休職をした会社に復職しても再発する可能性が高いので意味がない。
・リワークの種類によっては費用が発生するので、お金を払ってリワーク訓練を受けても再発してしまう。
など、再発してしまったら意味がないという意見があります。
しかし、リワークプログラムを利用した方と利用しなかった方の復職後の就労継続率を比較すると
3年間の就労継続率は利用した方が70%、利用しなかった方が20%という結果が出ております。
復職後もフォローがありますの復職してまた再発してしまってもフォローは続きますので
フォローを行うと3年間の就労継続率がなんと90%まで上がります。
さらに、リワークを利用しなかった場合の再休職リスクは1.89倍となっております。
主に、再発の観点からリワーク非常に効果的だという事がわかります。
(出典:特集「第19回日本産業精神保健学会」,2012,vol20,No4 335-349ページ参照)
リワークはしんどい?実は開始当初が最もしんどい
リワークを利用する中で開始当初がもっともしんどいと感じます。
理由としては、自宅療養を経て休養した体にとって実際に、人と話したりプログラムを遂行していくのはかなりきつい道のりとなります。
ですので、リワークプログラム初期目的は生活リズムを整える事にあります。
また、最初は生活リズムは狂いやすい状況にあるので、いきなりプログラムに参加する事を目的とするのではなく、
自宅療養で狂ってしまった生活のリズムを
「起床・就寝・食事」を中心に時間通りに行える事を目的とします。
生活リズムが整った次の段階では、対人を基礎とする集団のプログラムにいきなり参加するのではなく
個人で行えるような軽いプログラムに参加しこれを、体調が崩れず行えるようになってはじめて集団プログラムの参加を目指しましょう。
リワークプログラムで感じる強い疲労感の正体は、この自宅療養で狂った生活リズムを立て直す段階にあります。
リワーク当初は、電車で施設に通ったり半日のプログラムでもクタクタになると思います。
その疲労感から、不安に感じる事もあるかと思いますが
この最初の段階が一番しんどく大事なポイントです。
誰しもが感じる事ですので、焦らずじっくり取り組みましょう。
まとめ
リワーク施設が神戸には多くあります。
理宇要するにあたって知っておきたい情報や注意する点をこれまでいくつかご紹介してきました。
一番大切なことは、ご自身の目で確認することです。
ネットの情報だけだと通所してから自分が思っていたイメージと少し違うという理由で通い続けてもストレスが溜まる一方で改善どころか体調が悪化してしまいます。
そう言ったトラブルが無いよう、施設選びには十分注意しましょう。
注目 就労移行支援WithYou
精神疾患の就職支援・復職支援を行なっている就労移行支援事業所・リワーク施設。
大阪府・兵庫県の指定を受けて施設で関西圏を中心に支援を行なっています。精神疾患の就職・復職支援で数多くの実績を誇り、専門性の高いプログラムを提供しています。